Brass vs Plastic|16番ゲージ模型の素材比較

10/24/2024

tech

brass vs plastic (ハンダ付け真鍮工作の勧めとも).
 
鉄道模型、特に16番ゲージでは、brass(真鍮、黄銅:銅と亜鉛の合金)を使って発展してきた。
 
Nゲージはプラスチック(可塑性素材、ポリエチレン、ポリスチレン、ABS樹脂などが使われる。特に指定しないでプラスチックと称される・・・・場合が多い。)製から始まったので、大多数がプラ素材。
 
プラ素材は、細部の表現が優れ、凹凸が時にはえげつない・・・くらい。
そのため、最近・・大手模型会社も16番模型をかなり発売してきた。
 
小生は、以下の経験を持っている::
真鍮素材の車輛は適当な重さがありその重量が分散されているので、特に工夫しなくても走行の際脱線しにくい。プラスチックは、軽いので適所にウエイトを積まないと走行が安定しない。
 
それでも、プラスチックは切削するに適度な柔らかさを持ち加工が簡単なので、自作車輛はプラ製が多くなってきた。その場合、Motor車輛ではなく付随車にする。例外は、床下伝導の専用床下セットが発売されている場合。
 
それでも、真鍮のハンダ付けは慣れる/うまくいく/と快適。ハンダ付け面の合金製作で、スムースに半田が流れた時は、金属用の可塑性瞬間接着剤だと・・・・実感する。においのきつい化学製品の瞬間接着剤は遠ーーーく及ばない。
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現実に戻る。
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16番ゲージ線路の上で真鍮製車輛を走行させる。
真鍮製車輛のずっしりとした重さ。
その重さでも問題なく動くmotorPowerの力。
それに比較して新興勢力製の軽いplastiky車輛。
1輛では問題なく動くのだが、真鍮車との連結がかなわない。
重くて引っ張れない、押せない。
同族の車輛しか連結できない悲しさ。

brass車輛の値段.
部分編成でも100k円を軽く超える値つけ。
とても普通の人には買える代物ではない。

たとえ1set(bonus時などに・・)大枚はたいて無理したとしてもそれっきり。
趣味の性格上、次々に欲しい車輛が出現する。

それでもよく考えると、動かしてみて性能なりの値段だと納得できる。
また消耗品素材vs真鍮という価値など。
それだけの価値はあると思う。

Maerklinで言われるように、財産、末代もの、という考え方が必要だと思う。
それにつけても、中古市場がもっと活性化しないかなと思う。

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赤字経営の当社(?)では、brass中心で中古車輛が殆どとなっている。
trailer車にはplasticを使うこともあるが、
makerの方で簡単には連結できないように工夫・細工してあるので限定的。
(天plaのキハだけは重いので例外的だと思っている。couplerもkd,値段もそれなりで。)
中古brass車輛を入手して、下回りを最近の床下モーター仕様に換えるのも軽工作/楽しみとなっている。
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