とくに、aka-i-メダカを作るためにと言うことで。
0- メダカ学の権威、江上信雄先生の著書を読んだことがない・持っていない。 (彼は遺伝学者ではなく生理学系統の研究者だったのを知っているので・・)はたしてうろこ・体色周辺の生理学・解剖学についての記述があるかどうかもしらないのだ。
各種のめだか本もまるで所持しない。とくに(各種-herpetoculture-本の執筆者)もりf氏の著作とか。
そのうえで、知識はweb 上に置いてある各種-know-how-を参考にしている。
1- 遺伝学では、古典的な事実を知っている。
メダカは性決定は、オスのY染色体で決まる。 オスが、XY を持ち、メスがXX を持つ。
オスのY染色体上に、黄色くなる突然変異遺伝子がある。 対立遺伝子が、X染色体上の(黄色くならない)野生型遺伝子である。 一般には、X versus Y で対立遺伝子がのることは「あんまり」ないのだが・・・。 例えば、オス黄色では、 X / Y (carrying R gene) となり、 メス「黄色くない=野生型色」では、 X / X 染色体対を持つ。
Y染色体上の突然変異でオスに限定して表現型が出現するので、 「限性遺伝」の例と言われている。 曰く「白メダカ と緋メダカ 」の限性遺伝とか。
この突然変異遺伝子は、「たまたま」性(=とくにオス)決定遺伝子のそばだったので、 性決定遺伝子DMYを単離する道具に使われたので、有名だ。
2- メダカ鱗の組成
その色素胞は、結局以下の通りだと考えている:
虹色、 黒、 黄、 が大切で その貢献度=発色の「表現型」だと。 白色細胞胞については、 あるのだろうが、ベタのように機能が「よくわからない」。
また、黄色色素胞について:
金魚は、「成体では、明らかに」赤い色素を蓄積できる。 メダカは、その赤がまだまだ「真っ赤」には届いていない。
いずれにせよ、 黄色色素胞は、 前駆体を餌から取り込んで黄色–>赤色に完成させる。
だから、 餌からと言う「外因」と 黄色を完成させる能力・赤までとどく能力・と言う「内因」 の両面から考える必要あり、 だと思う。
だから、餌も重要。アスタキサンチンを如何にして取り込み蓄積するか。
3- 可視的に、 「より赤く」するためには、 黄(赤)色素胞の寄与だけではなく、 黒色素細胞胞、虹色細胞胞、 との「かねあい」で 「全体としていかに赤く見えるか・・」と言う側面がある。
melano な個体の赤は、 「吾輩はどうしてか分かっていないが」赤が濃いのは事実だと思う。
(to be studied further.)
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