study マーブルサラマンダーの性的二型性について学んだ。

12/04/2023

study

 興味深い論文を見つけた。

Sexual dichromatism in the marbled salamander,Ambystoma opacum

by Brian D. Todd and Andrew K. Davis

in Canadian Journal of Zoology · 85: 1008-1013 (2007)

だ。

吾輩なりに要約してみる。

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イモリ科の両生類生物で、性的二型の報告は、まれ。

それも2,3種についての報告に限定されている。

著者らはイメージ分析を使用して、マーブルサラマンダーの性的二系を調べた。

118個体のオスメスを使用。

オスメスにつき、

白い鞍の部分の平均「hue score,色合い得点」、背中の白い部分:黒い部分;面積比

を測った。

体長・質量が模様・色と関連するか、も調べた。

結果;

オスは明らかに白い鞍を持ち、白い比率がメスより高かった。

白部分の比率は、オスメスとも体調と相関があった。

体長は、白部分と相関はない。

マーブルサラマンダーだけでなくイモリ科の性的二型初めての報告だ。

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吾輩の見解;;

1-日本のpetTrade でも「白みが鮮やかなのが、オスのことが多い。」

と言われていた。

これを裏付けたようだ。

ただし、原著の図ではオス・メスのスコアの重なり合い結構あり。

「ことが多い」をまさに裏付けた。

2-白の面積については、新知見と思う。

原著の図で;;白の面積が狭くても鮮やかなオスも結構いるけど。

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吾輩の個体についても、to be examined sooner.

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