Pied あるいは Japanese Magic Potionというオカダンゴムシ変異体の雌雄識別。

1/21/2021

オカダンゴムシ

 我輩は、Pied, パイドと呼んでいる個体群についてまとめる。

PetTrade では、MagicPotion,魔法のくすり(=の意味だろうか?)と呼ばれている。米国のサイトを見ると, たしかに Magic Potion, Japanese Line とかめいうって販売している。

これら変異体は、黒い色素は点状に残っているが、他の色が欠損して白くみえる。黄色い色素(現在学習中です:プテリジン系色素(白色,黄色,赤色など)と思われる。)だけは中にうかがえる。

野生型では、メス個体は黄色の点がはっきりしていて、オス個体は無垢の濃い青灰色で黄色が見えにくい個体が多い。
だから、このPied にするとこの黄色の差で雌雄が判明と思った。

以下の画像をどうぞ:

左がオスで、右がメス。

裏返すと;左の個体;

生殖器の突起がみえる。

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右の個体;

子供が腹の中にたくさん見える。

確かに大きさ&黄色部分の差により、雌雄がわかるようだ。

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もう1セットで比較してみる。

 右がオスで、左がメスと判定。

右個体を裏返すと;

オスにみえる。

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左の個体は;

 仔というか、まだ卵かという発生段階を持ったメス個体だ。ここでも上の画像ではっきり雌雄がわかる。こちらは、仔の発生段階が上メスより前のようで背側からの画像でも色が薄い。(上のメスは、背側からの画像でオスに比べてすでに全体的なベージュ色が明らかになっている。)
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