ミナミorカージスマダライモリが更に分けられるようだとの論文が出たようだ。

6/27/2024

カージスマダライモリ

今年の論文だ。以下に学習してみた。pygmaeus が更に分かれるかもと。

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title, Morphological and genetic diversification of pygmy and marbled newts, with the description of a new species from the wider Lisbon Peninsula (Triturus, Salamandridae)
by, Jan W. Arntzen
in, Contributions to Zoology 93:178–200(2024)

-以下の概要だ-

イベリア半島北にはマダライモリ、
イベリア半島南にはチビマダライモリorミナミマダライモリが生息。
外部形態,ミトコンドリアDNA,単一塩基多型について研究した。

種間交雑は、低レベル。
イベリア半島内で側所的かつモザイク的分布をする。

ミナミマダライモリについて;遺伝的なデータはかなり変化があり、ポルトガル中央で0.43km-35.2kmの狭い段階的遷移をしていた。
体長と模様につき同様な遷移的変化。

ポルトガル西部のミナミマダライモリは、より「縞,stripe」(=網模様,reticulatedが少なく)で緑がちだ。ポルトガル東部と南部の個体群に比べて。

この西部グループを新種と記述する;Triturus rudolfi sp.nov.
約2.5Ma(250万年前)にT. pygmaeus と別れ、交雑は制限された。
新種の分布域は、広義のLisbon半島に制限される;
大西洋沿いに北に延びVouga川(「Portoの南約50km&Coimbraの北約50km」を流れる)河口まで。
内陸の境界は以下;
Spain内陸・Tejo川下流の「現在川の両岸が農業地帯」地域。
Entroncamentoの町で20x40kmに渡って接触は妨げられる。
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