ヒガシニホンアマガエル;;
今年になり、
ヒガシニホンアマガエルが記述された。
以下の論文
---
Genetic and morphological variation analyses of Dryophytes japonicus (Anura, Hylidae) with description of a new species from northeastern Japan
in Zootaxa 5590 (1): 061–084(2025).
by TOMOHIKO SHIMADA, MASAFUMI MATSUI & KEITO TANAKA
内容は、以下;
1_
ミトコンドリア DNA 分析;
東北日本 & サハリン (Clade A)
西南日本 &朝鮮半島 (Clade B)
に分かれる。
核 DNA の SNP;一塩基多型 (Single Nucleotide Polymorphism) 分析でも支持。
さらに境界あたりでの交雑も認められた。交雑領域は、25kmほどの狭い領域で起こっていた。
形態的観察では、大腿部の後ろ側に差異を見出した。
選定基準標本(大英博物館所蔵)は、cladeB 型だった。
よってclade A を新種 Dryophytes leopardusと命名。
Bが従来の Dryophytes japonicus だ。
結論;;
ニホンアマガエルは、近畿地方を境界に東西2種に分けられることが判明した。
西日本産は中国・朝鮮半島・ロシア産と同種であるのに対し、
東日本産は樺太産と同種であるこ とを示した。
大英博物館収蔵のニホンアマガエル基準標本の観察に基づき、
西日本産を従来のニホンアマガエルと同定した。
東日本産を新たにヒガシニホンアマガエルとして記載した。
----
我輩のコメント;;
i_
亜種程度の分類だと思う。
形態的にも、
mtDNA, 核DNA共に差が微小だ。
{第二著者に大御所を入れているので、国内では反論は出ないだろうけれど・・・・。}
ii_
形態的観察,大腿部の後ろ(ヒガシでは、豹模様と言う)の写真ではよくわからない。
また、1個体の写真のみなので、顔は識別できない。
----
(この分類での)西日本在住なのだが、我輩もヒガシニホンアマガエルを飼っている。
入れものに収容しないと飛び出すので、汚い写真が以下。
太っているが、鳴くのを聞いたことがある。
東日本産のアルビノアマガエルのヘテロ接合個体と聞いている。
東日本産のアルビノ個体を欲しいところだ。
-------

コメントを投稿